無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
あなたの会社にお金が残る 裏帳簿のススメ 単行本 – 2004/6/26
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社アスコム
- 発売日2004/6/26
- ISBN-104776201720
- ISBN-13978-4776201724
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : アスコム (2004/6/26)
- 発売日 : 2004/6/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 269ページ
- ISBN-10 : 4776201720
- ISBN-13 : 978-4776201724
- Amazon 売れ筋ランキング: - 526,470位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,858位経理・アカウンティング (本)
- - 3,232位会社経営
- カスタマーレビュー:
著者について
岡本吏郎(おかもと・しろう)
経営コンサルタント・税理士
エー・アンド・パートナーズ税理士法人代表社員
株式会社ビジネスサポートあうん代表取締役社長
戦略的財務から経営戦略、マーケティング、債務対策まで幅広く指導する経営コンサルタントとして活躍中。世の中で当たり前とされていることを独自の視点から切り裂いてビジネスにつなげていく手法、戦略眼などには長年のファンが多い。
CDとニュースレターを媒体にした会員制勉強会「戦略思考ビジネス会議」、有料メールマガジン「週刊 岡本吏郎」などで情報を公開している。
独自のコンサルティング形式の『Dファクトリー』は、成功企業を多数輩出。また、『世界一利益に直結する「ウラ」経済学』で共著したジャーナリストで作家の日垣隆さんからは「利益の出ない会社の"その明確な理由" と、そこからV字回復するノウハウがぎっしりつまった本の著者」と絶賛されている。
著書に『裏帳簿のススメ』『儲かる会社の社長の条件』『なぜ、あなたの会社は儲からないのか?』『世界一利益に直結する「ウラ」経営学』(アスコム)、『会社にお金が残らない本当の理由』『カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法』(フォレスト出版)、『お金の現実』(ダイヤモンド社)、『サラリーマンのためのお金サバイバル術』(朝日新書)、『実学 中小企業のパーフェクト会計』(ダイヤモンド社)など多数がある。
岡本吏郎に関する情報「戦略思考ビジネス会議」「週刊岡本吏郎」はこちらから
http://www.awn.jp/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
どんぶり勘定でやっている経営者の人はもちろん、経営者でない人達にも
読んで欲しい本です。
一番始めに「後書きから読むくせ」で、エピローグから読みました。
何でかわからないけど、自然に涙が出てきました。
オススメです。逆に社長たちがこれを読んでいたらめんどくさいことになりそうで嫌ですね。
あの本のバックにはこういう考えがベースにあったのかとビックリ。
と言うことは、あの本を真ん中に置いて、これからシリーズで出るってこと?
でも、この著者は、そういうこっちの考えをカンタンに裏切って別の方に行ってしまうような気がする。
そこがまた刺激的だけどね・・。
処女作をさらに深堀した本という位置づけになるのだろうか。
この本のタイトルはさすがだなって感じがする。
中身は裏帳簿とはいうもののまったく合法的な話。
この本は中小零細企業あるいは生業と言われるレベルの経営者に向けて書かれているのだと思うが。
むしろ、彼らと関わる会計事務所に一石を投じた本だといえる。
税法基準の決算書との決別がどれだけのメリットとデメリットを包含していることやら・・
ともあれ、中途半端な考えでこの本に従うのはかえって混乱を招くだけであることは想像がつくのでお勧めできない。
「・・ただし、その分、耐用年数を何年にするかなど自社で頭を使う部分が増えることも覚悟しなくてはならない(p214)」
と、本にも書かれているけれど、本気で自分で頭を使う覚悟がなければ読み過ごしておいた方が幸せかもしれない。
さらに言えば。
「ただ、この基準で計算したら生活費が出なかった方には、ひと言申し上げたい。そういう方は、そもそも、今の仕事が成り立っていない可能性がある・・・(P188)」
ここの下りをよくよく噛み締める必要がある。
個人的には第一作との違いがそれほど感じられないのだが。
色々な意味で良い本だと思う。
それはそれとして、本の最後に出てくる岡本さんのお父さんの話が興味をそそられる。
これをテーマに書いて欲しいと思うのは私だけだろうか・・
要は税務申告のための決算書を作って利益が出ているから我社は安心だなどと喜んでいるとあとで痛い思いをする。それと、中小企業の場合の役員報酬は全て個人のものと考えてはいけない、いざという時のために社長名義のお金であっても会社のお金だと思って貯蓄せねばならないというように社長にとってはとてもきびしいお話が書かれていると思います。
経理にあまり詳しくない方にとっては分かりづらいかもしれませんが、そのエッセンスを感じるだけでもとても為になる内容だと思います。
その税務署にかつて戦いを挑んだ男がおり、実話に基づく高杉良の小説『不撓不屈』を著者は紹介している。事あるごとに税務当局と理論闘争を続けたこの税理士は、昭和37年に税務当局を相手に訴訟を起こす。メンツをつぶされた当局は彼が顧問をしている中小企業に脅迫的な税務調査を続け、顧問契約解消を迫る。泥沼の闘争の果てに、昭和45年やっと裁判で勝利を勝ち取った。
400ページ以上もある巨編は読み応えがあり、勝った主人公はカッコいいが、その代償は大きかった。彼が顧問をしていた旅館や商店は、年末の忙しい時に税務署から嫌がらせのような調査を受け、税務署に目を付けられれば倒産するのではないか、という恐慌に襲われる。顧問契約を解消する店主も多かった。
岡本氏も税務署に対する怒りは大きいが、『不撓不屈』の主人公と違って税務署と戦うことを勧めはしない。それよりも、経営に真に役立つ帳簿を作るべき、というのが本書で語られる内容だ。もちろん「真に役立つ帳簿」は決して非合法ではない。だが『真に役立つ帳簿のススメ』ではインパクトが弱い。『裏帳簿のススメ』というタイトルになった。
害のある税務署の基準とは、例えば“20年”という「資産の償却年数」である。最近の飲食店は5年もすれば客が逓減傾向になり、店舗のリニューアルを余儀なくされるので、税務署の基準では実態に合わない。5年経てば実質ゼロになってしまう資産を20年間資産として扱うような決算書では、何より経営者が損益の実態を把握できなくなる。「裏帳簿」ではこのように計算する……というような指南が本書で展開される。
経営の最前線に立っている人にとっては非常に参考になりそうである。
内容は数字・会計の苦手な、小・零細企業の経営者にとって本当に役に立つことばかりが書いてある。
この本はよくある「簡単にわかる財務諸表」とは違い、実際に自分でよく読んで財務諸表を単純化したり、数値化したりするところがキモだろう。
前作ではかなり抽象的であった、「戦略のためにつかう内部留保金」の話もかなり具体的につっこんでいることも高評価できる。
本当に自分の会社の財務を知りたい小・零細企業の経営者のあなた、読んで、表もつくって、始めて役に立つ本になりますよ。
☆ひとつ減らしたのは、この本のターゲットとタイトルがあまりかみ合っていないこと。出版社の売らんがなの姿勢が見えるのが残念。